気味が悪い~堀に張られたお札の意図は!?~

犯罪関係

いやがらせやいたずらといったものにはゴミを撒かれる、落書きされる等の物理的なものと中傷ビラをばら撒く等の精神的なダメージを与えるものがあります。こういったいやがらせは理解に苦しむ理由や手段を用いて行われる事も多いのです。

今回は不気味ないやがらせを止めるために探偵へ調査を依頼したケースをご紹介したいと思います。

※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。

今回の依頼者である女性Tさんの自宅やご近所で最近妙な出来事がありました。

ある日、Tさんが早朝に新聞を取りに外へ出ると塀に妙な御札が貼られていたそうです。

御札には少し漢字と似ているようなよくわからない文字が書かれていました。気味が悪くすぐに剥がし、旦那さんにも見せてから破り捨てたのですが奇妙ないやがらせはこれで終わりませんでした。数日後に同じような御札がまた貼られていて、しかも今度は向かいの家の塀にも同じものが貼ってあるのです。後ほどご近所さんとその話をして驚いたのですが、あちこちの家で同じような事が発生していることも判明しました。

「カルト宗教でも絡んでいるのではないか」という声もあり、ある意味落書きやゴミの投げ入れなどよりも怖い事態です。Tさんや近所さんも不安で仕方がなかったため、被害を受けた数名と一緒に警察にも相談に行ったそうです。

しかしながら、今の段階では器物損壊とまではいえず警察も動きにくいとの事。

パトロール強化などは一応行ってくれる事にはなりましたが根本的な解決にはなりません。案の定、その後もいやがらせは続き毎朝自宅に御札が貼られていないか確認するのが習慣となってしまいました。何かを壊される、汚されるといった直接的な被害こそないものの毎回御札を剝さなければならず、何より目的もわからない気味の悪いいやがらせに皆不安を感じ安心した生活を送れません。犯人がわかれば、たとえ警察が動かなくても何らかの対抗策を打てるかもしれないと考えいい加減我慢の限界にきていたTさんは犯人を特定するために思い切って探偵に調査を依頼することにしました。

日中は家に奥さんがいる所も多く人目もあるため犯行が夜中に行われているのはまず間違いありません。そのため夜間の張り込みと犯人の尾行・特定を1週間かけて行う事となりました。

すると5日目にして犯人が現れ、いやがらせ現場の撮影と尾行による素性の特定に成功しました。その犯人の正体は何と被害者の1人であるご近所のAさんでした。被害者の1人であると装う事で疑いの目を避けようとしていたのでしょう。

今回の依頼では他の皆さんが半ば諦めていた事もあり、Tさんは被害に会われている方たちには伝えず単独で依頼をされた事が功を奏しました。もし、犯人特定のために依頼する事を共有していれば犯人であるAさんは警戒し証拠を押さえる事は困難だったでしょう。

その後、他のご近所さんとともに犯人であるAさんを問い詰めた所、御札を貼った事を認めました。Tさんやご近所さんを含め特にAさんとトラブルなどはなく、出会えば普通に挨拶やお話をするような仲でしたが、Aさん曰く「この周辺から人がいなくなればいいと思ってやりました」との理由で今回の犯行を行ったそうです。

その後はご家族によるAさんへのきつい叱責と謝罪があり、修繕しなければならないような物もなかったため、2度としないと念書をして今回は皆さん許されたそうです。 いたずらや、いやがらせは方法も様々で、時には心当たりなどなく、理由もわからず行われる事もあります。そういった問題を解決するには犯人を特定して対策するしかないので、証拠が足らず警察の対応などが見込めない時には探偵に張り込みや尾行を依頼してみてください。シークレットジャパン兵庫神戸本部では無料相談も受け付けていますので、このようないやがらせ行為などでお困りの際にはぜひ1度ご相談下さい。

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