私たち探偵には様々な調査依頼が舞い込んできます。
そんな中の一つである人探しの調査。
調査の目的も、失踪した家族や友人の捜索、お金を貸した相手を探し出してほしい等々実に様々なものがあります。
現代では個人情報取得の壁は年々厚くなっており、人の良さそうなおじさん・おばさん相手であっても個人情報の聞き込みになると非常に難しいものがありますし、個人が戸籍情報を取得する事なども非常に難度が高くなっています。
しかし一方で、あの人は今どうしているのか知りたいという願望はいつの時代にもあるものです。
今回はそんな人探しで初恋相手を探してほしいと依頼されたある女性についてのお話しをしていきたいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
ご依頼者Ａさんは、現在45歳。
Aさんの初恋相手であり中学時代に仲が良かったＢさんを探して欲しいとのことでした。
中学時代、意気投合し仲の良かったお二人、当時は二人とも奥手だった事もあってか恋人関係になる事はなく卒業後Bさんが他県の高校に進学したこともあって、そのままお別れになったそうです。
Aさんは結婚をされていますが、旦那から精神的ＤＶを受けており、事実上夫婦生活も破綻しているような状態で精神的にかなり疲弊した様子でした。そんなAさんはある日、中学時代の思い出の品を見つけBさんが今どうしているか気になり、また会いたいと思われたそうです。
旦那から被害を受けているAさんにとっては今の生き甲斐は、対象者Ｂさんの存在だろうと思い、私たちはAさんのためにも見つけないといけないという使命感にかられました。
しかし、Aさんが持っている情報は30年近く前の物であり、当時の家もお互いに引っ越しているとのこと。
住民票の情報も役所で保管していない可能性もあり、住民票からの検索も空振りの可能性もあります。
自由に出来る費用も少なく、調査方法によっては予算が足らなくなる。
しかしどうにか会っていただきいと思っていた私たちは出来るだけ費用の抑えられるよう、聞き込み調査など粘り強く情報収集を行い、なんとか今住んでいる場所などBさんに関する情報を集める事が出来ました。
私たちはAさんに「Ｂさんが見つかったらどうしたいですか？」と確認をしました。
Aさんは生存確認をしてもらいたい、そしてできれば会ってみたいと言われました。
依頼者の気持ちを考えれば見つかったのなら声を聞きたい、出来る事なら会ってみたいというのが本音かと思います。
その後、Bさんの発見に成功した私たちはＢさんに迷惑が掛からないように接触、依頼者Ａさんの意向をお伝えしました。
Bさんは了承してくださり、Aさんは再会を果たす事が出来ました。
思い出話に花を咲かせながら、お互いに抱えていた事を色々とお話されたそうです。
その後、元々夫婦関係が破綻していた事もあり、Aさんは旦那と離婚。
Bさんが独身だった事もあり、その後たびたびお話されたり、お会いしたりされているそうです。
依頼に来られた時は憔悴していたAさんですが、現在は楽しく、生きる希望を見つける事が出来たためか少しずつ元気を取り戻されている様子でした。
いかがでしたでしょうか？
勿論、現代では個人情報保護法やストーカー規制法といった法律もあり、個人情報やプライバシーの重要性に配慮した適切な範囲で調査を行う必要があり、ご依頼を受ける事が出来ない場合もあります。
法律遵守の元、調査を開始し、聞き込みなどを行う際にも調査の目的をきちんと説明し、相手の理解と協力を得られるようにすることが重要となってきます。
特定の誰かを探し出す、それは決して簡単な事ではありません。特に個人で探そうとするならなおさらです。
それでも、もしあなたが今はどこにいるとも知れない「あの人」に会いたいならば、シークレットジャパン兵庫神戸本部にご相談ください。 私たちの持つ知識と技術、豊富な経験を活かし、あなたの探し人発見に協力致します。
迷惑をかけない・迷惑がかからない前提での出会いが、人生を良い方向に導くのなら、全力で最善を尽くすことをお約束します。
コメント