時に大きなトラブルにもなる可能性もあるいやがらせ行為。自分自身に何の落ち度もなくい場合でも誤解による逆恨みを受けてしまうといった事は珍しくありません。
今回は、そんな男女関係の誤解からいやがらせに発展してしまった事例をご紹介したいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
今回の相談者は30代会社員の女性Tさん。彼女はコミュニケーション能力が高く、昔から人と話す事が得意で見ず知らずの人にでも気軽に話しかける、相手の気を引いたり喜ばせたりといった事がごく自然に出来るような人物でした。
そのおかげで友人も多く、仕事で得意先の方と話す時などもこの特技が大いに役に立っていたそうです。ところがその特技が裏目に出てしまうような事件が発生したのです。
ある日、Tさんは家の前を通りかかった近所の男性と話し込んでいたのですが、その方の奥様に見られてしまったそうです。もちろんただの世間話をしていただけでありやましい事など一つもなかったので、その時はトラブルになるなどとは思っていませんでした。
しかしその出来事から数日後、奥様から「夫に色目を使わないでください」とクレームをつけられたそうなのです。
Tさんはただ楽しくおしゃべりをしていただけですが、それが余計な誤解を招いてしまった事に気づき「そんなつもりじゃありませんでした」と弁明されました。
しかし、奥様は「そんなはずはない。私の前でも見せない顔でとても楽しそうに話していたじゃない」とまくしたてます。その日は何とかお帰りいただいたそうですが、本当の問題はそれからだったのです。そんなトラブルがあった後のある日の朝、カーテンを開けて庭を見たTさんは愕然としました。何と、花壇がめちゃくちゃにされていたのです。
大切に育てていただけにTさんはショックを受けましたが、事態はそれだけに留まらずその後も家の壁に落書きがされる、新聞や郵便物が盗まれるといった被害が多発しました。犯人はクレームをつけてきた奥様だろうと思ったそうです。 ただ誤解をされているだけなら自分が悪者になってでも我慢して穏便にすませるつもりでしたが、このような仕打ちを受けて黙っているわけにはいかないと思われたそうです。
はじめに警察への通報を行いましたが事態が好転しないため、今回探偵にいやがらせに関する調査を依頼されたのです。
Tさんが相談に来られた時にはいやがらせの頻度も増しており、2日に1回程度は発生するようになっていました。犯行の時間は夜中に限定されていたため、夜11時~朝5時頃まで1週間程の張り込み調査を行えば十分に現場を訴えられるレベルです。
私たちはTさんと調査方法や期間について打ち合わせを行った後調査を開始しました
そして一週間の調査の結果、わかりきっていた事ではありましたがやはり奥様が犯人だと判明しました。Tさんは犯行の瞬間がバッチリ収められた証拠写真を持ち、弁護士を伴って犯人宅へ行き、旦那さんも交えて話し合いをされたそうです。
旦那さんが言うには前々から異常に嫉妬深いところがあり、以前住んでいた場所でも今回ほどではないですが似たようなトラブルがあったそうです。犯人である奥様は一応謝罪をされたようですが納得がいかないのか口惜しそうな様子だったそうです。
その後、ご近所に噂が広まって居づらくなったのかそのご夫婦は引っ越されたそうです。Tさんはもちろんですが、旦那さんも被害者でしょう。奥様の行動に呆れ、申し訳なさそうでとても憔悴した様子だったそうで被害者であるTさんも同情してしまう程だったそうです。
今回ご紹介したケースのように、思い込みの強い人は一度「こうだ」と思ったら歯止めが利かなくなってしまいがちです。自身が気を付けていても、誤解によるいやがらせを受ける可能性もあるのです。そんな時に被害を食い止めるには、動かぬ証拠を突きつけるしかありません。 もしこのようないやがらせ被害を受けているのでしたら、シークレットジャパン兵庫神戸本部にご相談いただければ皆さんの不安を解消できるよう誠意を持って調査をさせていただきます。
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