なんでずっとそこにいるの?~不可解な行動をする友人の目的とは~

ストーカー対策

毎日同じ景色を見ているとちょっとした変化にも気付くものです。

変わった所で影響のない事ならいいですが、中には不安を煽られるようなものもあるでしょうし、それが自身の近くで起こっているなら尚更気になるでしょう。

今回はそんなある変化に気付いた女性が不安を覚え、探偵に相談したところ盗聴器が発見された事例についてご紹介したいと思います。

※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。

今回相談に来られたAさんは賃貸マンションで一人暮らしをしているそうです。

そんなAさんは数ヶ月前から「ある変化」に気がつきました。Aさんが借りている部屋は道路側にベランダがあるのですが、同じ車がしばしば路上駐車しているのを見かけるようになったそうなのです。

道路の幅はそれほど広くなく、少し通行の邪魔になっているようでもありますが自身にとってあまり関係のない事でもあり、当初は特に気にはされていませんでした。

ところがある日、買い物帰りに偶然問題の車の近くを通ったAさんはまた停まっているなと思い何気なく車の中を見たそうです。すると、友人の女性Bさんが運転席に座ってスマホを操作していました。Aさんは声をかけましたが、友人はAさんの接近に気がついていなかったらしく、大変驚いた様子だったそうです。そして適当な受け答えをすると、車を発進させたのです。Aさんはこの時「何か変だな」と不信感を抱いていました。

車の持ち主が友人だと発覚してから数週間後、例の車がまたいつもの道に路上駐車し出すようになっていました。Aさんは少し気味が悪くなり、「もしかしてBが自分をストーキングしている?」と疑うようになりました。

しかし、今のところ何か被害があったわけではありません。つきまとい、SNSなどで執拗な連絡が来る、何かいやがらせをされる、部屋をのぞいているといった様子すらもないのです。では、友人の目的は何なのか? 不安を覚えたAさんは目的を知るために探偵へ相談することにしました。

Aさんから相談を受け状況をお聞きした私たちはBさんが盗聴しているのではないかと推測しました。一般的な盗聴器の電波が届く範囲は長くても約200m程です。そういったタイプに物を使っていた場合、家の中に盗聴器を仕掛けてもリアルタイムで盗聴するためには家の近くにいる必要があります。

この事をお伝えして、Aさんの部屋を専用の機材で調べたところ予想通り盗聴器が出てきました。盗聴器は電源タップに偽装した電気を盗み半永久的に電波を発し続けるタイプでした。元々、Aさんの部屋にはほぼ同じ形の電源タップがあったそうなので、おそらく友人が家に来られた際にすり替えたのでしょう。

Aさんはこの事実を知り大いに身の危険を感じており、盗聴器の事を警察に届け出て解決に向け動かれるそうです。調査はここで終了したため友人のBさんがなぜ盗聴を始めたのかまではわかりませんでしたが、Aさんが平穏な暮らしを取り戻すためにも1日でも早く解決することを願っています。

現代では様々な大きさや形、性能の盗聴器が存在しています。

その中で今回の事例に出てきたような一般的な盗聴器の電波が届く距離はそれほど長くなく、受信するためには設置した場所の近くにいる必要があります。

そのため、何者かが家の周囲をうろうろしている、ずっと待ち伏せしているといった事があるならば尾行や覗きはもちろん、盗聴なども疑った方がいいでししょう。

知っている人だからといって安心せず、不安を感じた時は速やかに目的を知る事が大切です。ストーカーなども面識のない人だけでなく、別れたパートナーや知り合いが行っていることも少なくありません。 もし身の回り事で不安がありましたら無料相談も受け付けていますので、シークレットジャパン兵庫神戸本部にぜひ一度お問い合わせください。

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