ストーカー被害~マッチングアプリの怖さ~

ストーカー対策

被害者に対して異常な執着を見せ、時には気持ちに応えない被害者に危害を加えることもあるストーカー。

ストーカー被害に合われた方であれば、その恐怖・辛さをご存じかと思います。

そんなストーカーになる可能性のある人物のパターンとしては以下のようなものが挙げられます。

  • 元恋人・元配偶者

元恋人や元配偶者がストーカーとなるケースは比較的多いです。元恋人や元配偶者によるストーキングは、感情的な問題や依存関係の影響が大きいことが多く、別れた相手に対して執着し、関係を引きずろうとする場合があります。

  • 知人・友人

信頼関係の破綻や依存的な関係の終了によって一度は親しい関係だった友人や知人がストーカーになることもあります。

  • 全く面識のない人

完全に見知らぬ他人がストーカーになることもあります。例えば、街で偶然出会った人やインターネット上で知り合った者が、一方的な執着心やストーキング行動を示すことがあります。

  • 職場や店舗に来る客

職場や店舗に来る顧客がストーカーになるケースもあります。特定の店舗や施設に執着し、そこで働く人や店舗スタッフに対してストーキング行動を行う場合があります。

このように親しかった人から全く知らない人までストーカーになる可能性があるのです。

今回はこのようなストーカー被害の中から実際にあった事例についてご紹介していきたいと思います。

・Aさんのケース

マッチングアプリを利用しはじめて1ヶ月程になる映画鑑賞が趣味のAさん。

アプリで同じく映画鑑賞が趣味の男性とマッチングし、好きな映画の話や他愛のない日常会話のやり取りを通してすぐに打ち解けることが出来ました。

アプリ内でのメッセージのやり取りでも話がはずみ印象がよく、載せていた写真も顔が好みのタイプだった事もあり実際に会ってみる事になったそうです。

約束をした当日、待ち合わせ場所で男性が来るのを楽しみにしていましたが、現れた人物は写真で想像していたイメージと違う男性でした。

結局この日デートをしましたが、デート中の出来事も含めもう一度会う気にはならなかったそうです。

その後、デートが終わり相手から連絡がありましたが、日をあけるなどかなり時間をかけて返信するようにしてこちらに好意がないことを察してくれたらと思いましたが、こちらの返信を待つことなく何度も連絡してくるようになりました。

内容も「また会いたい」「今何をしているの?」などといったものから段々と攻撃的で不気味な物に変わっていき、怖くなった彼女はそのまま既読することなく連絡先をブロックします。

それから数日後、男性はいきなり彼女のバイト先に現れたのです。

まだ会う前に話の流れでバイト先を教えてしまっていたのです。

彼女は恐怖を感じ、店長に事情を伝えるとその日は裏口から早上がりさせてもらうことに。男性がついてきていないか、自宅がバレてしまわないか、不安と恐怖に駆られながら何度も周囲を確認し帰宅したそうです。

いつまた現れるかもしれない恐怖を抱えながらバイトをしていましたが、やはり一度居場所を知った相手が来なくなる訳もなく当然のようにまた現れたのです。

その場は警察に連絡し事なきを得ましたが、実害がない事、証拠がない事などを理由にその後本格的に警察に動いてもらうことは出来ませんでした。

このままでは安心して私生活を過ごすことが出来ないAさん。

悩んだ彼女は男性のストーカー行為を止めさせるため、私たち探偵にその証拠集めを依頼されたのです。

私たちは調査を開始し、男性がAさんに付きまとっている証拠となる写真や動画、周囲の関係者からの証言や目撃情報、メッセージでのやり取りなど被害届を出すために必要な情報を収集しました。

そして誰がどう見ても彼女の行動を監視・待ち伏せしている事がわかる調査報告書を作成。

彼女はこの証拠を警察に提出、本格的に警察が動いてくれた結果事件は無事に解決しました。

異性に気軽に会えると近年活用している人が増えているマッチングアプリ。

確かに素敵な出会いもあるでしょう・・・しかしプロフィール画面にしか相手の情報がなく相手がどんな人物なのか読めないマッチングアプリではAさんのようなストーカー被害が起きやすいのも事実なのです。

もしあなたがストーカー被害に悩んでいるなら、シークレットジャパン兵庫神戸本部にご相談ください。問題を解決し、あなたがまた素敵な出会いのための一歩を始められるように私たちがお手伝いさせていただきます。

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