パートナーが不倫をしている。そんな時に離婚や再構築など選ぶ方向は様々であるでしょうが、まずはしっかりと証拠を集める事が大切です。
しかし、その調査の中で予期せぬ事実が発覚する場合もあります。
今回は調査によって夫の不倫の証拠を掴み、態度を改めるよう求めた所、思いもよらぬ事実が発覚した事例をご紹介したいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
Tさんは半年程前にある男性と結婚しました。しかし、詳細はお話出来ませんが大きなトラブルがあり婚姻届を旦那さん1人で出しに行ってもらうという事があったそうです。
披露宴などは行わず、そんなトラブルもありましたが、Tさんは周囲から祝福され新婚生活をスタートしたのだそうです。
ところが最近になって、旦那さんに不倫の兆候が早くも現れ始めたのです。元々仕事の関係で2人の休みがズレやすいという事もあり、Tさんは2人で一緒に過ごす時間を大切にしていました。しかし、旦那さんがTさんを放置して1人で出かける事が増えたのです。
そしてTさんはある日、運よく旦那さんのスマホを見る事が出来る機会があったためチェックした所、他の女性と親密なやり取りをしている事を確認したのです。
旦那さんに呆れつつも、まだ結婚して半年という事もあり今のうちに徹底的に懲らしめれば今後は大人しくなるのではないかと判断して確実な証拠を押さえるために探偵に調査を依頼する事にされました。
調査を開始した所、旦那さんの不倫の証拠はすぐに確保出来ました。不倫相手はTさんと同年代の女性でデート中の様子などを見る限り旦那さんとは非常に親しい関係のようでホテルに出入りする様子も確認出来ました。
Tさんはさっそく集めた証拠を旦那さんに見せて「今回だけは許すから相手の女性と別れなさい」と関係を解消し反省するように求めたのですが、旦那さんは「別に許してくれなくてもいいから、もう別れよう」と言い出したのです。
Tさんは離婚するつもりはありませんし、そもそも不倫をした側からの離婚請求は認められないはずだと驚きながらも反発したのですが、旦那さんが驚くべき事を口にしたのです。
「離婚する必要なんてないよ。だって俺たちは結婚してないから」
「お前が結婚しろとしつこいから受け入れたけど、あの時本当は迷っていた。そしたらあの日、お前が役所に行けなくなったから婚姻届を出さなかった」と……。
そうです、実は2人は書類上では結婚していなかったのです。役所での手続きなどは必要なく、ただ別れてしまえばいいという状態でした。このような事はいつまでも隠し通せるものだとは思えませんが、旦那さんとしては発覚しても構わなかったから不倫も平気でしていたのでしょう。
元々は関係の回復を考えていたTさんもこのあまりにひどい話に「この人を信じることは二度とない」と関係解消を決意され、即座に別居し、慰謝料請求も行う事にしました。
婚姻届が出されていなかったとはいえ、Tさんや周囲の人たちは結婚していると認識していたはずです。そのため、慰謝料についてもしっかりと取れる可能性がありますので弁護士と十分相談するべきだとお伝えし調査を終了しました。
今回ご紹介したようなパートナーだけに婚姻届の提出を任せた結果、後になって提出されていない事が判明したという事例はしばしば発生しています。理由としては「本当は結婚したくなかった」「大丈夫な相手か少し様子を見たかった」など身勝手なものです。 そして、実態はともかく書類の上では結婚していないため最悪別れてしまえばいいと考えて不審な動きをパートナーが見せる事もあるでしょう。もし、相手に対して何かおかしいと感じる事がありましたら、お早めにシークレットジャパン兵庫神戸本部にご相談下さい。
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