探偵に多く寄せられる依頼、浮気調査。その多くはパートナーが浮気をしているかもしれないと調査対象者の奥さん(旦那さん)からのものです。しかし、時には心配された夫婦のご両親や企業からの依頼もあるのです。
そんな依頼の中から、今回はある経営者の方から自身会社の営業課長が取引先の女性と不倫をしているとの噂が広まったため、真相確認のために依頼をされた事例についてご紹介したいと思います。
※こちらは実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
依頼者はある会社を経営している50代のAさん。
ある日Aさんは会社内で嫌な噂が広まっているのを耳にしました。会社の営業課長であるBが重要な取引先である会社の女性Cと関係を持っているとの噂が社内で流れているようなのです。
Bの不倫相手とされる女性Cも管理職を務めており、両者は数年前から仕事を通じて交流がありました。つまりは管理職同士の不倫であり、しかも2人とも既婚者なのでいわゆるダブル不倫をしているのです。最初はAさんもいわゆるハニートラップ的なものではないかとも思ったそうですがどうもそうではなく、単純にお互いの好意の元付き合っている関係のようだとのこと。
通常、従業員が不倫をしていたとしても会社は基本的に口を出すことが出来ません。
不倫は不法行為ではありますが犯罪ではなく、あくまでも個人間の問題になるからです。
しかし、この行為が仕事に悪影響を与える可能性がある場合は少し話が変わってきます。不倫の影響で社内の秩序・風紀が乱れたり、会社の評判に悪影響を与えたりしたら、それはもはや個人間の問題ではありませんから、会社が何らかの対応を取ったとしても不当な扱いにはならないのです。
ましてや今回の事例は重要な取引先の管理職とのダブル不倫という、一歩間違えば今後の取引に影響が出かねないような問題です。それだけでなく互いに会社の重要な情報を漏らしてしまい、経営に悪影響を与えている可能性も否定出来ないのです。こうした事から、事態を重く見たAさんはBの素行調査を依頼する事にされたのです。
Bは課長という立場上、他の営業部員と比べ忙しく飛び回っているわけではありません。しかし勤務時間中の行動は社内スケジュールで把握出来ており、部下への同行や重要な取引先の訪問などはしばしば社外に出る事もあるため、Bの外出に合わせて尾行調査を開始、さらに退勤後と休日にも調査を実施しました。
調査中、Cの勤める会社を訪問したこともありましたが、流石にこの時は何もなかったようです。しかしある日の退勤後、BとCが接触して食事をする様子を確認。さらに、週末や休日には2人でラブホテルにも出入りしている証拠も入手。2人が不倫関係にあるのは明らかでした。
双方の配偶者や相手方の会社が不倫を把握しているのかどうかは不明ですが、このまま2人の関係が続けば会社は爆弾を抱えているようなものです。発覚する前に早急に関係の解消が必要でしょう。今後、調査によって得た証拠を元にAさんはBを呼び出し直接注意、問題の解消に動かれるつもりだそうです。
このような従業員の男女関係が仕事に悪影響を及ぼしてしまう事例は珍しくありません。社内不倫をしている人がいるという情報が広まるだけでも職場の空気が悪くなり、士気が業績に影響する事もあります。しかも今回の事例のように、相手が他社の人間である場合はその影響や損害といったものがさらに大きくなる可能性もあるため、特に注意が必要です。
抱える問題によっては会社として大きく動けない事や詳細を調べるための調査に限界もあるでしょう。もし、あなたが会社や従業員の事に関して問題を抱えており、お困りの事があれば、大きなトラブルに発展する前にシークレットジャパン兵庫神戸本部にぜひご相談ください。
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