平穏な生活を送りたいと思っていても、ご近所トラブルなどの人間関係からいやがらせに悩まされる事も少なくありません。
そのような行為をする相手や理由がわかれば対処する事も出来るかもしれませんが、時には何の落ち度もないのに被害を受ける事もあります。
今回は複数の家が夜中にピンポンダッシュ被害にあうようになったので、犯人を特定するために探偵へ調査を依頼した事例についてお話したいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
依頼者のAさんが住んでいる住宅街では最近困ったことが起きていました。
それは所謂「ピンポンダッシュ」です。昼間であればまだマシなのですが、発生するのはいつも夜中であり、色々な家のインターホンを手当たり次第に連打して回るというような非常に悪質なものでした。
それ以外に大きな被害は出てはいないのですが、皆さん日々の生活や仕事がある中で夜中に叩き起こされるのはたまったものではありません。頻繁に起きるため、ご近所さんの中にはピンポンダッシュがなくても、夜中に目が覚めるようになってしまった人もいるそうなのです。Aさんは近隣住民の方々とも相談した後、代表として警察に被害届を出したのですが警察の動きはあまり期待出来ないそうなのです。
自分たちでも対策しようとAさんはまず自宅に防犯カメラを設置してピンポンダッシュの犯人の姿を撮影しようと試みました。
すると数日後、狙い通り犯人の姿の撮影する事には成功したのですが犯人はマスクを着用している上に、前髪が長く目元が隠れていたためあまり顔がはっきりとわかりませんでした。入手した映像はご近所さんにも確認してもらったのですが誰も犯人の正体に心当たりがない様子。
当初Aさんは犯人について夜中に遊び歩いている素行の悪い中高生辺りではないかと考えていましたが、体格や見た目の印象からして「子どもではないのでは?」という疑問が生じました。
このままこの映像を近隣に拡散していけばいずれ犯人にたどり着けるかもしれませんが、それではいつまでかかってしまうかわかりません。ご近所の方たちの総意もあり、早期解決のためにAさんは代表して探偵に犯人の特定を依頼したのです。
今回の依頼ですが犯人はAさん宅だけでなく近隣の家も含め無作為にいやがらせを行っていたので、たとえAさんの家が被害にあわなくても近所に犯人が出現したら時点で尾行して構わないということに決まりました。
そして張り込みを行った結果、調査2日目の夜中に「連続ピンポンダッシュ魔」が出現。そのまま尾行・撮影及び自宅の特定に成功しました。調査の結果、犯人の正体は同じ町内に住む40代の男性でした。どうやら犯人は仕事が終わった後にピンポンダッシュを行うのを日課にしていたようで機会をみてはいやがらせを行っていたのです。
「ストレスが溜まっているのか、理由はわかりませんがこの人はいい歳をして何をやっているのでしょうね」と呆れたご様子でした
後日、調査結果を警察へ提出し再度相談。証拠が揃っていた事もあり警察も動き対応してくれたようでピンポンダッシュ被害はなくなったそうです。 ストーカー行為や物を壊すといった事と違って、ピンポンダッシュのような行為はやっている本人は「軽いいたずら」程度だと思っているかもしれません。
しかし、被害者にとっては悩みのタネであり大きなストレスになります。そして、きちんとした睡眠・休息が取れない事によって、時には健康被害へと繋がる事もあるのです。特に今回ご紹介した事例のような常習性がある悪質な行為の場合はしっかりと証拠を押さえ犯人を特定することが大切です。もし、あなたがこのようないやがらせにお困りでしたらシークレットジャパン兵庫神戸本部にぜひ一度ご相談下さい。
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