私たち探偵は浮気調査、素行調査、婚前調査、企業調査、人探し、ストーカー調査、盗聴器盗撮器発見のための調査、いじめ調査等々実に様々な依頼を受けます。
そんな中のひとつである企業調査。
企業調査においても従業員の背景調査、競合他社調査、不正行為や企業内部調査、取引先やパートナー企業の信用調査と実に様々な依頼を受けるのですが、そんな中でも意外と多い依頼は社員がサボっていないかどうかの調査なのです。
このサボり調査、その内容は入ってきたばかりの新入社員が真面目に仕事をしているか、勤務中周りの目を盗んでサボっていないかを調べるのではなく、その対象となるのは部長や次長など役職の方が多いのです。
その調査目的は単に対象となる人物の監視ではなく、仕事をしておらず会社に貢献していない、要するに解雇したい人物がいるときに使うための証拠を集める事です。
現代の法律では、仮に対象者が部下に対してネガティブな行動をしていたり、その存在により周囲のやる気を下げていたりと会社にとってマイナスとなる人物であっても簡単に辞めさせる事は出来ず、仮に強制的に辞めさせてしまい労働基準監督署に通報されるとその人物を辞めさせる事が出来ないだけでなくさらなる損害を被ることにもなるため、社員に会社を辞めてもらう事は採用する時とは違いとても難しくなっているのです。
そのため企業は探偵に依頼し、対象者が営業日報とは違う行動をとっており会社に貢献していない職務怠慢の証拠を集め対象者との話し合いの場を設けた上で自主退職を促すのです。
簡単に社員を辞めさせる事が出来ない現代では、このような方法を取ることが最もリスクが少なく全員が納得しやすい方法となっているのです。
最後にお話しさせていただいたサボり調査について、その目的や内容をまとめておきますね。
① 目的
サボり調査の主な目的は、従業員や社員の職務遂行状況や行動を監視し、不正行為(例: 仕事中の私用、無断欠勤、他の人との不適切なコミュニケーションなど)や勤務態度の問題を明らかにすることです。企業は効率的な業務運営や適切な人事管理を目指して、これらの調査を行います。
② 調査内容
・勤務中の行動の監視
探偵は従業員の行動を観察・監視し、いつ・どこで・何をしていたかなど勤務時間中にどのような活動を行っているかを記録します。
・現場調査
勤務先や職場での調査活動を行い、証拠を収集します。例えば、従業員が勤務中にどこに行ったか、誰と会ったかなどを調査します。
・電子的監視
電話やメールの監視、モバイル端末のGPSトラッキング、インターネットの利用履歴など、デジタルデータを活用して対象者の行動を把握します。
③ 証拠収集
探偵は調査中に証拠を収集します。これには、写真やビデオ、記録、証言、報告書などが含まれており、これらの収集した証拠は後の報告や証明の際に使用されます。
④ 法的手続きと倫理規定
探偵は調査を行う際に法的手続きと倫理規定を遵守しなければなりません。個人のプライバシーや法的権利を尊重しながら、調査を行うことが求められます。また、秘密裏に行われることが多く、探偵はクライアント企業に対して機密を厳守しなければなりません。
⑤ 報告
調査の結果は、報告書や口頭報告としてクライアント企業に提出されます。報告には調査によって収集した情報や証拠、その結果など調査対象の行動に関する詳細が含まれています。
このような調査を通じて企業にとってマイナスとなる人物の情報を集め解雇することは会社全体の労働環境の向上、ふさわしくない人物がいないことによる企業の信頼性向上、対象者が起こす可能性がある不正行為や人事トラブルを未然に防ぐ事が出来るといったリスクの管理など様々なメリットがあります。
大多数の社員は企業に対し誠実に向き合い日々の仕事に取り組んでいるでしょう。しかし自身を優先し貢献していない人物がいるのも事実です。 あなたの会社をより良い環境にするために必要な事があれば、ぜひ私たち探偵にご相談ください。シークレットジャパン兵庫神戸本部は、全国80支部のシークレットジャパングループの協力を得てあなたの会社の健全な経営を支援致します。
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