どの職業にも存在する職業病。
美容師なら長時間の立ち仕事から腰痛持ちになってしまう、デスクワークが多い方は長時間のパソコン作業などで肩こりが悪化して頭痛が癖になってしまうといった肉体的なものから、接客業に就いている人が私生活でも店員につられて「いらっしゃいませ！」 と言ってしまったなどの笑い話も耳にします。
私たち探偵も例外ではなく個人差はあるにせよ、 身についてしまった習慣があります。
今回はそんな探偵が抱える職業病ご紹介したいと思います。皆さんが楽しんでいただき少しでも探偵を身近に感じていただければ幸いです。
① 車の車種やナンバーをチェックしてしまう
私たち探偵は対象者が乗っている車を尾行する際には必ず車種、ナンバー、色などその特徴を確認します。これは報告書に記載する時などに欠かせない情報であり、必ず確認することなので調査と関係ないプライベートな時でもついついチェックしてしまいます。
② カップルが皆不倫しているように感じてしまう
笑顔で連れ添っている男女を見かけた時に、普通は仲のよさそうな夫婦やカップルだなと感じるかもしれませんが、探偵は無意識に「不倫カップルか？たしかこの近くのラブホテル街は……。これから食事に行くのか？タクシーを拾って夜景でも見に行くのだろうか……」など、無駄にあれこれ考えてしまいます。
③ セキュリティや建物の構造が気になる
探偵は悪条件のなかでも証拠を得るため張り込み・撮影を行うのが仕事です。
そのため調査を繰り返すうち、プライベートな時でも関係ない建物の構造が気になってしまいます。
例えばあるマンションを見た時に、「あの位置を撮る場合、ここでは張り込みはしやすそうだが角度的に撮りづらそうだ、反対側のあの場所の方が良さそうだな」「このラブホテルの監視カメラや赤外線センサーはどこに付いているだろう、従業員の巡回頻度はどのくらいだろう」など実際の調査現場に則したついつい考えてしまいます。
実際に張り込む際は人通りや監視カメラの有無など様々な状況を想定してその対処法など立ててから調査するため色々な建物の構造に対応出来るように、自分が調査する時の構想を練ってしまうという同業者の方もいるのではないかと思っています。
④ 同業者か気になる
相手が同業者かどうか裏を取ることは勿論しませんが、この建物を張り込むならこのポジションだろうとう場所のすぐそばで停まっているバイクやクルマを見かけると調査中のお同業者でないかと勘繰ってしまいます。
⑤ 尾行されていないかと警戒してしまう
いつも誰かを尾行している生活を続けていると、自分自身への尾行にも敏感になってきてしまい、近所のコンビニへ出かける時に同じ人を2回以上見かけると尾行されている！？と少し警戒してしまいます。
⑥ 人間不信になりやすい
普通は浮気現場に遭遇するなど人生のうち数えるほどしかないでしょう。
しかし探偵は職業柄、年齢や職業問わず多くの浮気や不倫をしている夫婦・カップルを見ています。
単身赴任中は浮気する、○○の職業やこんな性格の人は浮気しやすいといった話を耳にする事がありますが、浮気をする人間に決まった定義などはなく相手がいてタイミングさえ合えばタイミング、誰でも浮気に発展するのではないかと感じてしまい男性不信、 女性不信になったという探偵の話もたまに耳にします。なによりも気をつけたい探偵に多い職業病はこれかもしれません。
しかしそのような現実も体験し知っているからこそ、私たちは依頼者の悩みや痛みにも寄り添えるのかなと思っています。
いかがでしたでしょうか？
私たち探偵も他の仕事をされている皆さんと同じように、日常生活の中でついついやってしまったり、考えてしまったりと職業病に悩まされる事があります。
今回の記事を読んで、探偵をしている人たちがどのようなものなのかを知っていただき、少しでも身近に感じていただけたのならうれしいです。
もし興味をもっていただき、私たちにお話ししたい事などがあれば無料相談もお受けしていますので、気軽にお問い合わせください。シークレットジャパン兵庫神戸本部は皆様のお声をお待ちしております。
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