探偵の調査~尾行と張り込みについて~

探偵業界について

依頼者の望む情報を集めるため調査を行う私たち探偵。

様々な調査を行う中で体表的な業務となっているが尾行と張り込みです。

情報を集めるための培われた独自の技術、調査を通して得た豊富な経験、これらはもちろん調査を行う上で重要ですが、同時に多くの努力や忍耐も探偵には必要不可欠なものなのです。

例えば、夏は猛暑に耐え、冬は厳しい寒さに立ち向かいます。長い時間をかけ尾行を行い、狭い場所で息を潜めながら決定的な瞬間を押さえるため何時間も動かずに待機する忍耐力が求められます。時にはトイレに行く暇もないほどなのです。

探偵の仕事は、このように忍耐力や精神力が必要な業務なのです。

しかし様々な理由を持つ依頼者のために行う調査は時に依頼者の生涯を左右する重大なものであり、それを解決する決定的な情報・証拠を集めるためには生半可な仕事では済まされず、真剣に取り組むことが求められます。

だからこそ、私たち探偵は依頼者の悲痛な表情を喜びの表情へ変えるために努力し続けるのです。不思議なことに、この仕事には意外なほどの義理人情派も多いのですよ。

テーマにしている尾行と張り込みについてもう少しお話させていただきますね。

私たちは様々な情報の元に尾行・張り込みといった調査を開始しますが、人間の行動というものは予測困難なもので、調査中に対象者が予想外の展開を見せることもあります。

例えば、ある女性からの浮気調査依頼で旦那さんの調査をした時には、インドア派であまり遠出しないとお聞きしていたのに、調査を開始した当日に県外まで移動して浮気相手とデートし、そのまま一泊して当日20時頃までの調査のはずがそのまま泊まりの調査になったこともあります。奥さんには仕事関係で急な外泊をする事になったと伝えていたそうです。

このように探偵は証拠を確実に押さえるためにその場に応じて柔軟に対処し、行動しなければなりません。

また探偵がこれらの仕事を始める際に重要となってくるのが入念な下見です。

対象者の行動パターンや勤務先・よく行っているお店などの訪れる場所、その建物の出入り口の数や場所、向かう可能性のある方向等々、動きをよく観察し、尾行開始地点や撮影場所を決定します。

また同じ場所でも昼間と夜間の場合に観察しにくくなる場所はないか人通りはどうかなどの変化を把握するために時間をかけて入念に下見を行うのです。

特に浮気調査で浮気相手の自宅がわかっている場合には、相手の自宅周辺での行動や何処からどうやって撮れるか、どのタイミングなら撮影しやすいかなど把握するため立地や周辺の環境などをしっかりと調べる事が重要となってきます。

出入り口の場所と数はどれぐらいあるのか、周辺の環境はどうか、交通手段は何か、使う事が多いルートはどれなのか、車ならどの駐車場を利用しているのか、人通りは多いのか少ないのか、勤務先が大きな高層ビルの中のオフィスなら低層階がフリーエリアになっているところもあり、その場合は外部の人間も入ることが出来る事もあるため複数の出入り口を観察できるエレベーターホールで張り込み、雑居ビルの場合は中に入ることが出来ないので外で張り込み等々、このように下見をして実に様々なパターンを想像し調査のシミュレーションを行うのです。

尾行や張り込みも勿論大切なのですが、その成功の鍵は入念な下見にあると言えます。

私たち探偵は時間と労力を惜しまず、依頼者の望む情報・証拠を確実に押さえるために努力致します。決定的な証拠、それを手に入れるためには昼夜を問わず、慎重な計画と準備が求められます。

下見をあまりせずに成功することもあるでしょう、しかし探偵が下見を怠り調査を行うということは、勉強せずに試験を受けるようなものであり、証拠の押さえ方にも大きな影響を及ぼしてきます。

このように、探偵の仕事は決して簡単ではありません。

しかし依頼者の信頼を得て、問題解決に貢献できる喜びは大きいです。 もしあなたがお困りの事があれば、私たちシークレットジャパン兵庫神戸本部にご相談ください。入念な準備の元、あなたが望む証拠を手に入れて見せます。

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