いやがらせの中にもすぐにやめさせたい程の酷いものからあれば、イタズラという程度のものまで様々です。
今回は月に1度現れるいやがらせ犯の正体を特定するために探偵へ調査を依頼した事例をご紹介したいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
依頼者のXさんは1年近くに渡りご自宅の外壁への落書きや敷地内へゴミを投げ入れられるといった被害を受け続けていました。しかし、それが行われるのは月に1回というスローペースであり内容も自力で何とか落とせる程度の落書き、少量のそれほど汚くないゴミが置かれるといったものでした。
Xさん曰く「比べたら毎日やってくるカラスの方がよっぽど鬱陶しい」という程度のものとの事でほとんど生活への影響は出ておらず、「執拗ないやがらせ」といえるようなものであるかご本人としてもよくわからない被害だったのです。
ご近所さんには被害はないようなので、Xさんを狙っているのは間違いなさそうですが見つけるたびに「あぁ、今月も来たか」というふうに感じていたそうです。
しかし、そんな小さないやがらせでも頻度が少ないとはいえ1年近くにわたって受け続けた結果、Xさんも流石に「止まる気配もなさそうだし、何とかしないと」と考えるようになったそうです。
そこで、イタズラや禁止事項について、他にも防犯カメラを稼働させているといった内容の張り紙をして、実際に牽制の意味も含めて防犯カメラを設置しました。
そして、防犯カメラを設置してから数日後にいやがらせの犯人が来て、見事犯人の姿を捉える事が出来たのです。ただ、犯人はマスクをつけていて顔がよくわからず、見える部分の雰囲気や体格等々を観察してもXさんの知り合いではなさそうでした。
素性がわからない以上埒が明かないのでXさんは長きに渡るいやがらせを解決するため、探偵に犯人の調査を依頼されました。
Xさんからの情報によるといやがらせの頻度は月の下旬に1回行われる事がほとんどだったので、私たちは月の20日から調査を開始する事にしました。
すると調査開始から数日後、予想通り犯人が出現しました。いつものように塗料のようなもので外壁に落書きを行い、犯行を終えるとすぐに立ち去りました。私たちが犯人を尾行した結果、犯人の正体は隣町に住む男だと判明。
その後、証拠を元に警察が動き最終的に示談の形で解決する事が出来たそうです。
さて、犯人はなぜXさんにこのようないやがらせを1年間も行っていたのか?
その理由はXさんと犯人は以前に一度会った事があるのですが、その時犯人がXさんの家の傍に路上駐車をして注意した所、お互いに少しヒートアップしていき口論になったそうなのです。
その逆恨みから犯行に及んだのですが、あまりにしつこく被害も大きければすぐに警察に相談される可能性があったため、微妙ないやがらせを細く長く繰り返していたそうです。
まさかそんな事で1年もの間、飽きもせずにわざわざXさんの自宅まで来て犯行を繰り返しているなんて「本当にしょうもないやつですね」とXさんも呆れておられました。
たとえイタズラとも思える小さないやがらせであっても、それが長期間続けば対応する事への負担は大きくなっていきます。そして、手間だからといって放置した結果、犯人が増長していやがらせがエスカレートするケースも少なくありません。
何か被害を受けているのであれば「たいした事はないから」と思わず、早めに対応して解決を目指す事が重要です。 ちいさないたずら等の事でも構いません。もし何かお困りの事がありましたら無料相談も受け付けていますので、シークレットジャパン兵庫神戸本部にぜひ一度お問い合わせください。
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