自分で行う尾行調査のリスク~ある女性のケース~

浮気調査

プロの探偵が経験から得た技術と知識を用いて特定の目的や目標を追跡するために行う重要な調査手法の一つである尾行調査。

例えば夫の浮気を証明するための確実な証拠を手に入れるために依頼を受け、調査を行う時に探偵は対象を尾行します。

中には自分で証拠を集めてパートナーに突き付けてやる!と考える方もいるでしょう。

しかしこの尾行、私たち探偵は法律の元、適切な方法で行っているため合法な手段となっているのですが一般の方が尾行をした際にはその行為に違法性があった場合に逆に相手から訴えられるリスクや、そもそも精度の低い情報しか集められず裁判などで有効な証拠として認められないといった事も多いのです。

今回は自分で調査したために、望まない結果となってしまった体験談の一つをお話したいと思います。

ある日、お小遣いの事が原因で言い合いとなったAさんご夫婦。

「なぜそんなに必要なの?財布にどれぐらい残っているの?」

喧嘩の後ふと気になったAさんは後日旦那さんが、お休みで寝ている間に財布を調べました。

なんとその中には、女性とキスしているプリクラが入っていたのです・・・

浮気を疑って調べたわけではないAさんは衝撃を受け、どうすればと悩んだ結果ケータイもチェックします。

そこには明らかに浮気しているであろうやり取りが残っていました。

Aさんはかなり悩みましたがその日のうちに本人を追求、言い争いにはなりましたが旦那さんの「ダメだと思うからもう別れる」という言葉を信じその日は終わりました。

しかし、数日後Aさんは旦那が浮気相手らしき人物と歩いているのを偶然目撃します。

その時はショックを受けていた事もあり何も出来ませんでしたが、後日Aさんは隙を見て再度ケータイをチェックしました。

その結果、浮気はまだ続いておりタイミングをみては浮気相手と会っていたようでした。

財布やケータイを見る時、衝動を抑えられず旦那のもの勝手にみてしまう罪悪感を持ちながら行い、浮気が発覚した際には自分にも反省する点はなかったかと悩んでいたのが馬鹿らしく感じたそうです。

ショックを受け精神的にかなりつらいだけでなく、解決したと思っている旦那は反応が薄いAさんに冷たいという始末。Aさんは許す事が出来ず、離婚を決意します。

別れる決心をしたAさんはここで証拠集めのため自分一人で行動を開始します。

浮気相手とのやり取りから自宅にも何度も連れ込んでいた様子だったため、Aさんは仕事を同僚に変わってもらい、写真や動画などの確実な証拠を手に入れるため自宅周辺で待機しました。

数十分後、浮気相手を連れている旦那を発見。

その現場を写真に収め、この後自宅に入る瞬間や中で一緒にいる場面を撮ろうとしていましたが尾行途中に見失い、捜索している所で正面から遭遇してしまいました。

この事に動揺したAさんは動揺し、その場で大声で責めはじめてしまったそうです

最後には旦那にビンタして周りの注目も集めてしまいました。

Aさんは浮気の事実、その現場に遭遇した際に冷静に対処するつもりでいましたが出来ておらず、結局離婚をする時に旦那の浮気を証明する有効な証拠が手元にありませんでした

この結果、協議離婚で旦那とは別れる事になりましたが証拠不足により不貞行為の証明が出来ず慰謝料なしでの離婚となったそうです。

いかがでしたでしょうか?

今回のケースのように自分だけで調査を行った結果、被害者であるはずのAさんは精神的なダメージを負っただけでなく、慰謝料も得る事が出来ませんでした。

確かに対象を尾行しホテルや自宅への出入り、不貞行為の現場の写真や動画の確保が出来れば浮気の証拠となるでしょう。

しかし対象に顔が割れている相手に気付かれない事、気付かれないが見失わない適切な距離で尾行する事、追いかけながら有効な証拠となる鮮明な写真・動画を撮る事、パターンやルートを見極め行動する事等々、尾行する上で必要となる様々な技術・経験・知識がない素人が行えば失敗の可能性はかなり高くなるのです。

たしかに自分で調査すればお金は掛かりませんし、なにより冷静でいられず許せない気持ちから行動してしまうかもしれません。

しかし結果としてパートナーや浮気相手に何の制裁もなく離婚となってしまえばあなた自身が悔しい思いをするはずです。

あなたが必要な情報があるならばシークレットジャパン兵庫神戸本部にご相談ください。 私たちが持つ豊富な経験・知識・技術を活かし、より良い結果をあなたが掴めるよう全力でサポート致します。

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