探偵への依頼の一つに企業や組織に対して、様々な調査や調査活動を行う企業調査があります。企業調査には社員の不正行為の調査、競合他社の動向の調査、企業の信用調査、知的財産権の侵害調査、およびその他の企業が直面する様々な問題の解決に役立つ情報収集が含まれます。
その中で企業を形作る大切な一つである社員の行動は企業の成功・信頼性に直結する重要な要素です。
今回はそんな社員の背景や不正行為に関する調査の目的や必要性について解説していきたいと思います。
企業にとって社員の素行・行動というものは、その業績や信用に影響してくる重要な要素です。
企業の安全と秩序を保ち、品質と信頼性を向上させるために社員の調査を行う事で、以下にご説明するような様々なリスクも未然に防ぐことが出来るのです。
① 情報漏洩
社員が機密情報や個人情報を外部に意図して漏洩するリスクがあります。これにより、企業の競争力が低下や顧客からの信頼を失う可能性があります。
② 内部不正
社員が組織内で資金の横領や不正な取引、業務時間中の私的な行動、不正アクセスやセキュリティの脆弱性を悪用しシステムやデータへの侵害を引き起こし重要な情報やシステムを危険にさらすなど企業としての安定を揺るがし業績や信用を損なう可能性が出て来ます。
③ 業務効率の低下
社員が業務時間中に私的な用事を行ったり、適切な業務を怠ったりすることで生産性や収益性に影響を与え企業の業務効率が低下するリスクがあります。
④ 法的リスク
不正行為や情報漏洩が法的問題に発展する可能性があります。個人情報保護法や企業法などの法律に違反する行為があれば、企業は法的な制裁や訴訟のリスクに直面することがあります。
⑤ 組織文化への影響
社員の不正行為や情報漏洩が広まると、信頼関係やモラルが低下し、従業員のモチベーションや満足度が損なわれる組織の文化や職場環境に悪影響を与える可能性があります。
不正行為や問題点の早期発見により企業の安全性と信頼性が向上する事で、企業が抱えるリスクを大幅に減らし企業のブランド価値と市場での地位を強化出来るだけでなく、結果として公正で透明な職場環境が促進される事で従業員の満足度やモチベーション・モラルの向上も期待出来るのです。
このように社員に対する調査を行うことは企業に多大な利益をもたらします。
しかしこういった社員の素行調査を行う際には、法的な枠組みと倫理規定に注意する必要もあります
社員の素行調査を行う際にはその人物の人権を尊重し、必要最小限の範囲で法律に沿った調査の方法と範囲を適切に設定し、個人がもつプライバシーを侵害しないよう配慮しながら行う事が必要不可欠です。
リスクを回避するために調査を行う事はとても大切です。
しかし不適切な方法による情報の取得などで逆に法的なリスクを生み出してしまわないように、調査を行う際には対象は誰なのか、どの範囲まで調べるのか、どのような調査方法を選ぶのかといった調査目標を明確にし、個人情報の取り扱いなどに留意しながら計画的に行わなければなりません。
そして調査において法律や規制を遵守し、収集・取得した情報は厳重に管理することが不可欠です。
さて今回社員に行う調査についてお話させていただきましたが、これらも含む企業調査は企業の安全性、信頼性、法令遵守、競争力などを確保するために不可欠です。
不正行為の早期発見や企業の安全性と信頼性を保つために適切な手順で行うことで、リスク管理が出来るだけでなく、社員のモラルや職場環境の改善にも影響を与える事が出来、企業全体のパフォーマンス向上にも影響を与えてくれます。
私たち探偵が行う企業調査では企業の正常な運営のため、様々なリスクや問題の回避・対処が出来るように皆さんをサポート致します。 よりよい企業を目指すため必要な情報があるならシークレットジャパン兵庫神戸本部にご相談ください。全国80支部のシークレットジャパングループと連携・協力を得て、企業が抱える様々な課題やリスクに対処致します。
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