探偵への依頼のうちの一つである人探し調査。
失踪者の捜索、遠方の親族や友人の捜索、借金返済や貸金回収のための捜索、依頼される理由は様々ですが私たち探偵は豊富な経験や技術を活かして依頼者の希望を叶えるために日々調査を行います。
今回はそんな人探し調査について、家族が家出してしまったある依頼者の方の体験談についてお話させていただきたいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
今回のお話の依頼者である女性のAさん。
彼女は同じ家で両親、祖父母、弟、妹と暮らしていました。
そんなある日、弟が「お世話になりました」と書かれた置手紙を残し突然いなくなってしまったのです。
彼は大学を卒業した後、ある会社に勤めていたのですがそこはいわゆるブラック会社でした。
残業時間もかなり多く、Aさんからみても彼はまともな生活を送れているようには見えなかったそうです。
心配したAさんから話をした事もあったそうですが、責任感が強い彼は辞める事はせず懸命にその会社で働いていたそうです。
しかしある日、彼は置手紙を残していなくなってしまったのです。
もしかしたら自殺したのではないかなど色々な事を想像していまいAさんも含め皆とても心配したそうです。
母親や祖父母は特に憔悴したような状況になってしまいました。
そんな様子を見て心配した親戚の女性が、探偵事務所に相談したらどうかと提案されたそうです。
大切な家族がどこにいるかもわからない事はとても心配でしょう、Aさんご家族は皆さんで事務所に訪ねてこられ状況についてお話してくれました。
私たちは家出前後や現在の状況、弟さんについての事などをお聞きしながら話をすすめていき弟さんの調査を開始する事が決まりました。
調査を開始した私たちはご家族からお聞きした弟さんの性格や行動範囲・パターン、周囲の人からの聞き込み等行いました。その中の一つに弟さんが車を持っているという情報があり、詳細はお書きできませんがその事について調べた手がかりをおって弟さんを発見することに成功しました。
心配されていたご家族はもちろん皆さんで会いに行こうとされましたが、何か理由があっていなくなったのならば全員で押しかけてしまうと強く拒絶される、またいなくなってしまうという可能性もあったため仲のよかったAさんだけで会いに行くことをおすすめしました。
Aさんは無事に弟さんとお会いし、仕事が厳しくて限界だった事やその事を話しても厳しいと思っていた両親に怒られるかもしれない、一から新しい土地で生活を始めたかった事など弟さんの気持ちを聞く事が出来たそうです。
その後は定期的に連絡を取り、お互いの近況などのお話をしながらご家族の皆さんとコミュニケーションをしっかり取れているようで、また行方をくらますような事などはなく、順調な関係を続けているとお聞きしています。
さていかがでしたでしょうか?
今回のケースでは事件や事故に巻き込まれた可能性は置手紙があったということで低かったですが、時には失踪した先で自殺するといったケースもあります。
そういう場合は、警察に依頼すれば動いてくれる可能性もあります。
ただその手紙に自殺をほのめかすような文章がない場合は自殺の可能性は低いと判断され、まったく動いてくれない可能性もあり得ます。
ですので、もしあなたのご家族が家出や行方不明になった場合はまず捜査のために警察に動いてくれるよう相談してみてください。
もし事件性がない等々の理由で動いてくれないようであれば、私たち探偵への依頼をお考ください。
確かに調査を依頼するとなれば調査日数や範囲、お話を聞いた上での調査の難しさにより相応の費用が掛かってくることもあります。
しかし警察と違い、依頼があれば依頼者の希望のために全力で動く事が出来るのが私たち探偵なのです。
今回のケースでは何事もなく無事に弟さんと会う事が出来ました。しかし時には本人が望まなくとも事件や事故に巻き込まれる事もあるのです。家出や行方不明者の捜索は日数がたてばたつほどその困難さは増えていきます。
あなたの周りでいなくなった人がいるなら私たちシークレットジャパン兵庫神戸本部にご相談ください。 お話しをしてアドバイスを受けるだけでも何かわかる事があるかもしれませんし、もちろん依頼があれば問題解決のために全力で調査させていただきます。
あなたの大切な人が突然目の前から居なくなる・・・そんなとても、とてもつらい出来事から私たちは感動の再会まで何度も、何度もサポートしました。再会の感動は何度見ても心震わせる思いです。
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