私たち探偵は浮気調査、人探し、素行調査など実に様々なご依頼を受けますが、そんな中でトラブル解決のためのご相談をいただく事もあります。
その内の一つで、日々の暮らしを送る中でよくある悩みのひとつであるご近所とのトラブル。
特にマンションなどでは、住民同士のトラブルがよく発生します。その定番の1つが、ゴミ置き場でのトラブルです。
今回はとあるマンションで起きたゴミ置き場でのトラブル解決のために依頼された事例についてご紹介したいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
今回のご依頼者Aさんの住むマンションでは、最近ある事が問題になっていたようです。それは何者かがマンションの住民の出したゴミ袋を開封し、中身を漁っているようなのです。また単に漁られているだけではなく、明らかに中身が持ち出されていた形跡の何度かみられていたとの事でした。そのゴミ置き場はマンションの入り口付近にあるそうなのですが、セキュリティのため暗証番号を入力して開ける仕組みだそうなので外部の人物の仕業とは考えにくく、犯人はマンションの住民の可能性が高いであろうとの事でした。
何が目的で一体誰がゴミを漁っているのか。
依頼者のAさんの家族をはじめ多くの住民は不安を感じ、気楽にゴミも捨てられなくなったそうです。Aさんの奥さんや娘さんもこの出来事を非常に気味悪がっており、同じくマンションに住んでいる女性たちも特に不安を感じている様子でした。Aさんはまずご近所さんたちと協力しマンションの管理会社に改善を求めましたそうですが、管理会社は紙の掲示による警告を行ったぐらいで、踏み込んだ対応はしてくれなかったそうです。ゴミ置き場には防犯カメラなどなかったのですが、そういった物の設置さえしてくれなかったそうです。もちろん、そのような紙だけの注意などで効果があるはずもなく、被害は続きました。家庭や仕事もあるため毎日夜通し起きておいて、ずっと見張るわけにもいきません。悩んだAさんは犯人に情報が漏れるのを防ぐため、特に仲の良いご近所さんのみと相談し、探偵に張り込み調査を依頼することにしたそうです。
Aさんからの調査依頼期間は2週間程でしたが、犯行の時間帯がある程度特定出来ていた事、マンション付近は死角が多く張り込みのために隠れる場所を確保する事に苦労しなかったこともあり数日で犯人を特定する事が出来ました。
撮影した犯人の顔を確認した所、1階に住む1人暮らしの男性の犯行とわかりました。
Aさんたちは証拠を管理会社に提出し、ようやく事の重大さを認識したのか防犯カメラの設置など防犯対策の強化を約束してくれました。犯人に書面で警告がいき、ようやくゴミ漁りがストップしたのです。その後、その男性は住みにくくなったのかマンションを引っ越したそうです。ようやくAさんたち家族を含め、マンションの住人の方々の安心した生活が送れるようになりました。
今回のようにマンションの管理会社は、入居者同士のトラブルに介入したがらないことも多く、対策のために動いてもらうにはそれなりの理由や証拠などが必要になります。
探偵はマンションの中には入れませんが、今回の事例のように外からでも可能な調査は多いので、解決が難しいトラブルなど探偵に相談してみるのも一つの手です。
たんなるゴミ漁りでも被害をうけた方々は不安に襲われます。また今回の場合、犯人はマンションの住人であり、ゴミ捨て場も暗証番号がないと開けられなかったため外部の人間が干渉する事はありませんでしたが、そのような装置がなく比較的簡単に漁る事が可能な場所ではストーカーによる被害や捨てたものから女性の一人暮らしと判断した第三者からの被害の可能性も出てくるのです。
誰が、なんのために、わからないといった事には恐怖を感じるものです。仮に警察に相談しても事件性がない場合や民事の事だと本格的に動いてくれない事もあります。
そんな時もしお困りなら探偵にご依頼下さい。私たちはそれが違法な場合や倫理的に問題がない限り皆さんのトラブル解決に全力でご協力致します。 シークレットジャパン兵庫神戸本部では無料相談もお受けしておりますので、まずはお気軽にお問合せ下さい。
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