つきまとい、嫌がらせ、脅迫といったストーカー行為は被害者に恐怖を与え、その生活を大きく脅す誰にでも起こり得る問題です。
そしてこのストーカー被害にあうのは女性だけではありません。確かに、比率だけを見れば被害者の大半は女性ですが、しかし男性のストーカー被害も決して軽視できない問題なのです。
実際にある市の元臨時職員の女性が住民基本台帳システムの端末を不正に操作し情報を入手した後に偶然を装って男性の自宅を突然訪れて「一目ぼれしました」などと書いた手紙を渡し告白、後日不審に思った男性の恋人が市役所に確認したことで不正に情報を入手した事が発覚し、個人情報保護条例違反の容疑で告発されたといった事例もあります。
このように男性が対象となる事もあるのです。
もしあなたがストーカー被害に悩んでいるなら、一人で抱え込まず相談することが大切です。
今回はこういった男性が過去に受けたストーカー被害についてのある事例を紹介したいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
ストーカーと聞くと大半の人は女性が被害者と思われていますが、ご相談に来られたのは商社に勤め一人暮らしをしている30代の男性Lさんでした。
彼は日々業務をこなし、公私ともに充実した生活を送っていました。
そんな生活の中、ある時期から郵便物が届かない、部屋のドアノブに不審な紙袋がかけられるといった事が何度かあったそうです。
彼が住んでいるマンションはオートロックではなく、出入りも自由にできるマンションでした。
彼は全く心当たりがなく気持ち悪く思われたそうです。
何度もそのような事があり悩んだ彼は警察に届けるも、被害を訴えたのが男性であり事件性もないと判断したのかまともに取り合ってくれなかったそうです。
自身で解決しようにも心当たりがなく、何を調べたらいいのか、どう行動したらいいのか分からず悩まれていたLさんはストーカーの正体を知り対策するため依頼をされたのです。
私たちはご依頼を受けてLさんの周囲に不審な人物がいないか探るため張り込みと、Lさんの逆尾行を開始しました。
そして一週間の張り込み・尾行の結果、2度マンションの部屋の前をウロウロしている20代後半の女性の姿を確認。
また別日にはLさんが同僚達と会社近くの居酒屋で過ごしている様子を撮影しており、Lさんが居酒屋から出ると女性が尾行を開始、その女性を私たちが尾行するといった形で調査を行いました。
Lさんが帰宅された様子を確認したその女性も目的が完了したのか、そのまま帰宅しました。
後日、Lさんに尾行中に撮影した女性の写真を見せた所、取引先の受付女性であると判明しました。
ストーカーの正体を知ったLさんはその女性と直接話をされました。
商談などで訪れるLさんへの片思いから起こされた行動だったそうです。
話し合いをした事で女性は自身の行動がLさんに恐怖や不安を与えていた事を自覚に深く謝罪されました。
今後、このような事をしないよう約束するならとLさんは女性を許したそうです。
ある女性が恋心から起こした行動ではありますが、Lさんは被害の全容が明らかになるまで誰かもわからない人物からのつきまといや迷惑行為に不安と恐怖を感じていました。
今回は大きな事件に発展する事はありませんでしたが、このように男性が女性から被害を受ける事も少なくないのです。
いかがでしたでしょうか?
ストーカー被害を受けるのは決して若い人々、女性だけではありません。
誰もがその被害にあう可能性があるのです。
今回のような事例ばかりではなく、深刻な肉体的・精神的被害を受ける事もあるのです
あなたやあなたの近くに悩まれている方はいませんか?
抱えている問題があるなら事態が悪化する前に解決に向け動きましょう。
私たち探偵もストーカーの正体を調査する等、あなたのお力になれる事も多くございます。 あなたの不安や悩みを解決するために必要な事がありましたら、私たちシークレットジャパン兵庫神戸本部にぜひご相談ください。
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