親は子どもいくつになっても心配なものですが、それが年頃の娘さんならことさら心配ではないでしょうか。大切な家族が突然どこかにいってしまった。
今回はそんないなくなってしまった人を探すための、結婚に反対した両親のもとを離れた娘さんの家出調査のケースをご紹介します。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
相談者Mさんの娘さんが「結婚したい」と言い出したのは、彼女が２３歳の時。
当時娘さんは専門学校を卒業し地元のヘアサロンで美容師として仕事に励んでいました。
彼女と付き合っている男性がいる事は知っていたのですが、ある日突然の娘さんの結婚宣言にMさん夫婦は大層驚かれました。
幸せな家庭を持とうという事は素晴らしい事です。しかし、話を伺ってみると交際相手は３歳年下の大学生であるとの事。結婚の形に決まりなどはありませんが、それでもまだ相手は学生であり勉学に励むべき身です。そうなると娘さんの家庭の財力は娘さんに任されるわけですし、色々と不安に思うこともあります。Mさん夫婦はお付き合する事はいいが結婚するのはまだ早いのではと説得しました。
しかし娘さんは頑なに拒否され、「私はとにかく早く結婚したいの。お父さんたちが結婚を認めてくれないなら、勘当して欲しい」とまで言い出す有様。ついに、お父さまと言い合いになってしまい娘さんは衝動的に家を出て行ってしまったそうです。
それから一晩経っても、その次の日も娘さんは帰ってきませんでした。一体どこに行ったのだろうと思い二日後に娘さんの職場へ連絡。すると、無断欠勤をした上に電話口で退職する事をオーナーに伝えたとのことでした。職場にもいないとなると、一体娘はどこにいったのだろうか、もしかして何か事件に巻き込まれたのではないか、本当に交際相手と結婚するつもりで駆け落ちをしたのだろうかとＭさん夫婦は様々な不安にかられました。
心配したご夫婦は警察にも行きましたが、娘さん本人の意思で姿を消したのであれば警察としてはこれ以上対応できないとのこと。そこで娘さんを見つけるために何か方法はないかと考えられたMさんご夫婦は探偵事務所へ相談に行くことにしたのです。
娘さんの見た目や性格、交友関係や普段の行動範囲などわかっている限りの情報を提供いただき調査を開始しました。
そして調査を開始して二週間程たった頃、娘さんが交際相手のアパートにいる事が判明しました。調査中、娘さんがふらっと帰ってきてくれるかもしれないという期待と見つからないのではという不安でＭさんたちは気が気ではなかったそうです。
娘さんは家出してから電話にも出ないなど接触を拒否されていたため、Mさんご夫婦と相談し調査員が接触し事情を説明する事になりました。
娘さんに事情を話しに行く際、交際相手の男性もちょうど在宅しており説明すると娘さんがそのような状況であるとは知らなかったご様子でした。彼の説得もあり納得した娘さんは彼も一緒にご両親と話し合う事にしました。
両者ともに結婚の意思は固く、交際相手の男性も娘さんや将来の事を考えしっかりと受け答えしてくれる誠実そうな男性でした。ご両親も「頭ごなしに否定した事は申し訳なかった。ただ結婚したいという気持ちは分かるが、彼が学生のうちはまだ待ちなさい。彼が卒業してそれでも二人の結婚の意思が変わっていなければ私たちも全力で二人をサポートする」と伝えると娘さんもようやく納得してくれたようでした。
その後、男性のご家族にも結婚を前提として交際しているとご挨拶に行かれたそうです。Ｍさんご夫婦はこの先も何が問題は起こるかもしれませんが、きちんと話し合い親としてしっかり娘を見守っていきたいと思いますと言われていました。
本人の意思で家出をしており、事件性が低いと判断されるようなケースでは警察に相談しても出来ることは限られています。
しかし人がいなくなった時、時間が経てばば経つほど発見が難しくなる可能性が高くなります。
今回のケースのように交際相手がおり一緒にいるのではという場合でも、途中で事故や事件に巻き込まれる可能性はゼロではありません。
仮に対象者が拒否して会えなくても、無事に過ごせている事がわかるだけでも安心できるものです。
人探しをお考えの方はシークレットジャパン兵庫神戸本部にぜひご相談ください。 あなたの大切な人を見つけるために誠意を持って調査いたします。
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