生活スタイルというものは千差万別で様々な形態があります。そんな中で、ものを減らして必要最低限のものだけで生活するミニマリストといった人たちがいます。
もちろん、不必要なものを切り捨て自身にとって充実した生活を送るために自らすすんでそのようなライフスタイルをとる事は何も問題ありません。
しかし、パートナーが自分の知らない、理解できないような生活を送っていれば疑問や不安も出てくるでしょう。
今回はそんな交際相手の男性の生活に疑問を持ち、実態を知るため探偵に依頼されたある女性の事例をご紹介したいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
今回の依頼者Sさんは2ヶ月ほど前からSNSを通じて出会った男性と交際しているそうです。ある日、Sさんは彼の家を訪問することにしました。ところが部屋に入ったSさんは驚きました。何と、室内にほとんど物がなかったのです。
Sさんの交際相手はいわゆる「ミニマリスト」であり、彼曰く、以前は高い家電や家具を購入する事が好きで色々なものを置いていたけれど、だんだんと物に執着する生活がバカバカしくなり、あれもこれもと手放していくうちに今のような部屋の状態になったとの事。そんな話は全く聞かされていなかったSさんは驚き、同時に不安を覚えるようになったそうです。しかし、彼は「慣れるとこれでも十分生活できるし、むしろ快適だよ」等と困惑するSさんにミニマリズムのメリットや「結婚したからといって、君や子供に同じ生活を強要したりはしない」とお話されたそうです。
それはいいのですが、この時Sさんは別の疑問を抱えていたそうです。そもそも彼は本当に「自ら望んで」ミニマリストになったのだろうか? 強迫観念にとらわれ、捨てる事自体が目的となってしまい、必要なものまでどんどん捨ててしまうようになってはいないのか。また、実際はお金がなく欲しいものが買えない、持ち物を売らざるを得ないといった状況なのに、それを誤魔化すためにミニマリストを名乗っているのではないかと思われたのです。彼との性格面の相性は悪くなく、何も問題なければこのまま交際を続け結婚なども考えているとの事でSさんは、交際相手の素行や経済状況を調べるため、探偵に調査を依頼しました。
日常の行動や買い物の内容等々からも経済状況を調べることにしたのですが、調査の結果、Sさんの交際相手は想像以上に質素な生活を送っていることが判明したのです。まずギャンブルや夜遊びはといったお金のかかる行為は一切手を出していませんでした。
外食もほとんどせず、食事は基本的に近所のスーパーで購入したものを食べているようですが、遅い時間にスーパーに行き見切り品ばかりを購入しており、それ以外に購入するものもインスタント食品ばかりで金銭的な面以外にも健康状態も心配されます。さらに調査の間、友達と交流することもありませんでした。
この様子を見る限りでは彼はミニマリストというよりも単にお金と生活能力がなく孤立している人物のように思えます。報告を受けたSさんも想像していたよりひどい状態に落胆されていました。Sさんは彼が収入面で不安定な事だけではなく、実態を隠すためにミニマリストを装って自分に本当の事を話してくれなかった事にも腹が立ち、調査報告後、関係を解消する事を決められたそうです。
人は自分をよく見せようとして、都合のいい嘘をついたりすることがしばしばあります。もし収入や職業、生活能力などを偽っている人と結婚すれば将来大変な苦労をすることになるかもしれません。疑問があるなら相手の説明だけを鵜呑みにせず、実態を明らかにすることが大切です。無料相談も受け付けていますので不安な時、相手の事が知りたい時はシークレットジャパン兵庫神戸本部に気軽にお問い合わせください。
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