見る人に夢を与えるアイドル。女性の中にはそんなキラキラとした世界に憧れをもつ方も少なくないのではないでしょうか?
今回はそんなアイドルを目指した女性が受けたストーカー被害についてお話したいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
今回の依頼者Aさんは少し前までアルバイトをしながらアイドルを目指していた女性です。子どもの頃からアイドルに憧れがあり、自分もいつかステージに立って歌いたいと思っていました。そんなAさんは昨年オーディションに合格してある地下アイドルグループのメンバーに加入したため、実家を離れ、アルバイトと両立しながら毎日ダンスレッスンやボイストレーニングに励んでいました。しかし、Aさんが所属しているのはまだまだ無名のグループ。親御さんからは「地下アイドルなんて大丈夫なの? ちゃんと働いたほうが……」と言われましたが、その時はどうしても夢を諦めきれなかったそうです。
そんなAさんのアイドル活動ですが、日々の努力により徐々に固定のファンがつき、ライブに駆けつけてくれる方たちも増えていきました。しかし、その中に一人だけ引いてしまうほど熱心なファンの方がいらっしゃったのです。握手会などで会った際に本人から聞いた話によると、独身で会社員をされている42歳の男性だそうです。Aさんもはじめは自分の事を真剣に応援していると聞き嬉しかったのですが、段々とその男性の行動はエスカレートしていったのです。ステージが終わった後に出待ちをしたかと思えば、その後明らかに尾行していたり、郵便受けに消印のないファンレターが入っていたり、Aさんがアルバイト先から帰宅している際中の様子を隠し撮りしたと思われる写真が投函されていたりといった出来事があったのです。
これはストーカー行為ではないかと怖くなったAさんはその男性に会った時に「やめてください!」と言い、しばらくの間はおさまったのですが、すぐにストーカー行為が再開しました。そしてストーカー行為はますますエスカレートしていったのです。
いつも付きまとわれていると思うと不安で夜も眠れなくなったAさんはしばらくして、警察にも相談に行きましたが「証拠がないので動けない」と言われるだけで頼りにならなかったそうです。一人で抱え込んでおく事も出来ず、ある日親御さんにその話をすると「探偵事務所に調査してもらったら?」と言われ、探偵がストーカー調査もしていると知ったAさんは相談の上、調査を依頼する事にしたのです。
ストーカーの男性は頻繁にAさんに付きまとっており、昼夜を問わず周辺で待ち伏せするなどしていたため多くの証拠を押さえる事に成功しました。
後日、Aさんは証拠となる調査報告書を警察に持参すると警察もようやく動いてくれ、すぐに男性に対して「警告」を出してくれたそうです。ストーカーは警察まで動き、反省したのかその後ストーカー行為はおさまったそうです。
ただ、Aさんは今回ストーカーの被害にあい精神的にダメージを負ったせいで体調を崩してしまい、アルバイトも辞めて実家に帰られました。「体調が回復したら親の言う通り正社員の仕事を探そうと思います。アイドルになる夢は諦めます。もうあんな怖い思いは二度としたくないですから……」とAさんは仰っておられました。
このような被害者に身体的にも精神的にも傷を負わせるようなストーカー行為は後を絶ちません。警察に相談してもきちんと対応してくれず、結果として悲惨な事件が起こってしまう事もあります。
そうならないためにも、私たち探偵が警察に対応してもらうためのストーカー行為の証拠を確保するお手伝いをさせていただきます。ストーカー行為にお困りの方はシークレットジャパン兵庫神戸本部にぜひご相談ください。
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