テレビや小説でみかけるようなケンカの末に家を飛び出して帰ってこないといった話は、現実でも発生しています。勢いで家出をしてしまい、なかなか帰りづらい場合もあるかもしれません。
今回はそんな家を飛び出した夫を探偵の調査で探し出したあるケースについてご紹介したいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
依頼者Aさんの家はおじい様の時代から続くお店を営んでいます。旦那さんはそんなA家に婿にやってきた立場であり、Aさんのご両親や祖父母の存命中は何かとやりづらい事もあったようです。現在ご両親や祖父母はすでに他界していますが、お店は基本的にAさん仕切っていて旦那さんが経営方針に口を出す事などはありませんでした。
そんな生活を送っていたある日、旦那さんがAさんに対して珍しくやり方についての意見を言ってきたのです。Aさんは旦那さんの意見に対して冷静に対応しながら話をすすめていましたが、旦那さんは今までの鬱憤が爆発して止まらなくなったのか、ものすごい勢いで捲し立ててきたそうです。話し合いは徐々にヒートアップし、結局ケンカになってしまったそうです。それからしばらくはお互い必要な事だけ話すような、気まずい状態が続きました。
そんな出来事から1週間程たった頃に旦那さんは「疲れました」とただ一言だけ書いた紙を残して家を出て行ってしまい、行方が分からなくなったのです。Aさんはすぐに戻ってくるだろうと思っていたのですが、旦那さんは翌日になっても連絡もとれず、2日たっても帰ってきませんでした。Aさんは旦那さんの実家や友人の家などにも連絡しましたがどこにもいない様子・・・
さすがに心配になり警察にも連絡ましたが、残されたメッセージや普段の行動に自殺をほのめかすような様子はなく、年齢も40代で深刻な病気も持っていない。加えて本人の意思で失踪したのであれば、事件性はないと判断せざるをえず、警察も積極的に動く事は難しかったのです。 Aさんも心配から仕事が手につきません。
そんな時、友人から「探偵に依頼してはどうか」とアドバイスを受けたそうです。
他に頼る手段も思い浮かばない。 Aさんは探偵の事はよく知りませんでしたが、それでも藁にもすがる思いで探偵を訪ね旦那さんの捜索を依頼したのです。
旦那さんが行きそうなお店などはすでに調べられており、何人かの友人たちの元にも行っていない。あまり交友関係の広い人でもなかったので誰かに匿ってもらっているという事はないだろうとのAさんからの情報もいただき調査を開始しました。
ひたすら聞き込みをしながら旦那さんの足取りを追った結果、1週間後に隣の市のインターネットカフェでそれらしい男性を発見する事に成功しました。Aさんに連絡し合流、店から出る様子を確認したところ、間違いなく旦那さんだと確認出来ました。その後はAさんが直接旦那さんに接触し、説得して連れ戻すことに成功したのです。
旦那さんは自身の婿養子という立場、そんな中での日々の仕事ストレスなどから不安に感じる事が増える事に耐えきれず、たまっていた思いがあの時のAさんとのケンカで吹き出してしまったそうです。
Aさんは「確かにあまり夫の気持ちを汲めていなかったかもしれません。これからはもっと話す機会を増やして、お互いに気持ちを汲みあいながら仕事をしていきたいと思います」と言われていました。
行方不明の家族への捜索の依頼、特に成人の家出の捜索などでは家族がどれだけ心配していても事件性がなければ警察は積極的には動けません。
そんな時、所在が分からなくなった家族や失踪者の調査など「人探し」も行っている探偵に依頼するのが確実です。
探偵の場合、「依頼」ですのですぐに調査を開始してくれます。一刻も早く、何としても探し出したいのであれば探偵に捜索を依頼しましょう。 無料相談も受け付けていますので、お困りの事がありましたらシークレットジャパン兵庫神戸にご相談ください。
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