皆さんは大切にしている物はあるでしょうか?
気に入ったものを手に入れるためだったら他の色々な事も我慢できるし、手に入れる事が出来た時には喜びもひとしおですよね。
しかし、そんな大切な物を傷つけられたり、壊されたりすれば悲しく許せないと思います。
今回は苦労して購入した大切な車に傷をつけられた男性が犯人特定のために調査を依頼した事例をご紹介したいと思います。
※こちらの記事は実際の事例に基づいて構成しておりますが、プライバシー保護・個人情報保護のため脚色を加えております。
今回の依頼者は奥さんと2人のお子さんと暮らしているKさんです。Kさんは大の車好きで、休日はご家族や友人とドライブに行く事も多いそうです。そんなKさんが所有している車は色々な事を我慢しながらコツコツと貯めたお金で買った高級車。昔から憧れていた車で大変思い入れも強いとの事でした。
しかし、今年の夏頃にそんなKさんの愛車が狙われたのです。ある休日の朝、自慢の愛車の洗車に行こうとしたKさんは思わず声を上げてしまいました。なんと愛車のボンネットに長い引っかき傷がついていたのです。
先日の夜に帰ってきた時は無事だったため、夜中に誰かが傷をつけていったのでしょう。Kさんは犯人に憤り悲しみに暮れながらもお小遣いで傷を直したのでした。
ところが傷の修理が終わってまたすぐに傷がつけられていたのです。前回よりは小さな傷であり、少し忙しかった事もありすぐにまた修理には出せなかったのですが、その間も嫌がらせは続き、合計5回も傷をつけられたそうです。これは通り魔的な犯行ではなく、確実に自分を標的にしているのだろうKさんは考えました。
そして、対策と犯人が誰なのかを突き止めるために防犯カメラを設置したKさん。その結果、犯人の姿を撮影する事には成功したのですが、犯人は目出し帽やマスクで顔を隠しており服装も地味なものだったため、素性は特定出来なかったのです。警察にも被害届けを出したそうですが、事件の規模からいっても本格的な捜査は期待出来ませんでした。
そのためKさんは犯人の素性を明らかにするため、探偵に調査を依頼したのです。
そして調査を開始してから3日目の夜、私たちはKさん宅に近づく怪しい人物を捉えたのです。そして金属を引っ掻くような音がしたのです。犯行後、犯人はすぐに逃げ出したためバレないよう尾行を開始しました。
尾行は問題なく成功し、犯人の自宅と名前を特定。勤め先やどのような人物かなど、より詳しい素性を調べる事も出来ましたがここで一旦Kさんに途中経過を報告しました。
すると犯人の家の場所と名前を聞いたKさんは大変驚かれたのです。何と犯人はKさんの会社の上司でした。
後日、その上司を呼び出し問い詰めた所、大慌てで「警察や会社には言わないでくれ」と平謝りしたのです。犯行の動機は「態度が気に入らなかったから」という、身勝手で呆れるようなものでした。結局、Kさんは車の修理代と慰謝料の支払い、二度と同じ事をしないよう約束させ許されたそうです。今後、その上司はKさんに頭が上がらないでしょう。Kさんの愛車は現在綺麗に修復されて戻ってきており、また家族や友人と共に、時には一人でドライブを楽しんでおられるそうです。
Kさんのケースのように、嫌がらせの動機は身勝手で理不尽なものである場合も少なくありません。自身で出来る対応には限界がありますし、解決までの時間もかかるかもしれません。それほど大きな規模の事件でなければ警察も動きにくいため、思ったように対応してもらえない事もあります。 そんな時は私たちシークレットジャパン兵庫神戸本部にご相談下さい。嫌がらせの被害にあった時に決して泣き寝入りはせず、誰が行っているかを突き止め一緒に犯人に立ち向かいましょう。
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